複雑なファイアウォールの設定と管理ツール
Macsはファイアウォールが必要なことで有名ではありませんが、人気が高まり、より多くのセキュリティ脅威の対象になるにつれ、インストールしておくことは損はありません。Firewall Builderは、GUIとコンパイラから構成されるマルチプラットフォームのファイアウォール構成および管理ツールです。簡単なドラッグアンドドロップ操作を使用して、管理者がファイアウォールデータベースを維持するのを支援することを目的としています。しかし、Firewall Builderは初心者向けにはあまり設計されていません。iptables、ipfilter、OpenBSD、Cisco PIX、Cisco IOSの拡張アクセスリストなどの知識が必要です。
ただし、詳細に説明されている広範なユーザーガイドがあり、習得方法を詳しく説明しています。Firewall Builderは、複数のファイアウォールを構築する必要がある人にとっても理想的であり、1つのインターフェイスで複数のインスタンスを管理できます。ただし、一般的なインターフェイスはWindows版から直接翻訳されたようで、OS Xにはあまり適していません。さらに、ユーザーガイドや開発者サイトの技術用語の量が多いため、ファイアウォールに新しい人にはアクセスしにくいアプリケーションになっています。
Firewall Builderは、すでにファイアウォールの技術に慣れている人で、クロスプラットフォームのソリューションが必要な人に厳密に向けられています。
Changes
fixes #2395 "インストーラーディレクトリの場所を設定するとクラッシュする" および fixes #2396 "ファイアウォール名を変更するとクラッシュする"。これらの2つのバグレポートは、#2380の修正によって導入された同じ問題の表れでした。ユーザーがnewFirewallDialogでOKを押すと、新しいファイアウォールオブジェクトがオブジェクトツリーに追加され、この新しいオブジェクトのパラメータを編集するとGUIがクラッシュするようになります。
